【マンション売却Q&A】住宅ローンが払えなくなった場合の任意売却について
カテゴリ:マンション売却に関するQ&A
2016-12-19
皆様、こんにちわ。
今回は、病気・リストラ・収入減・離婚・相続などの事情から、
住宅ローンが払えない、もしくは、払えない状況になりそうといった場合、
どうすれば良いのか?について解説をしていきます。
まず重要な事は、今の状況を放置しない事。
出来るだけ早く、金融機関や不動産会社に相談をする事をオススメします。
また住宅ローンの返済が滞ると、強制的に競売にかけられるという
イメージを持たれている方がいるかと思われますが、
競売は、あくまで最終手段です。
その一歩前に任意売却という手段がある事を覚えておいて下さい。
任意売却とは、住宅ローンを借りている人と金融機関が合意した上で、
融資の返済が困難な不動産を売却する事です。
通常、マンション売却をする際には、購入時に住宅ローンを借りている場合は、抵当権を抹消する必要があります。
しかし、抵当権を抹消するには、
住宅ローンの残債を一括返済する必要があります。
ここで住宅ローンの残債よりも貴方のマンションが高く売れる場合は、
何ら問題なく、売却する事ができるのですが、
住宅ローンの残債より貴方のマンションが売れる金額が下回っている場合、
この場合は、本来売却する事ができません。
そこで、利用するのが任意売却です。
住宅ローンを借りている金融機関と話し合いの元、販売をし、
売れた金額を返済に回す。そして、残った残債は、
金融機関へ月々返済していくという方法です。
住宅ローンが払えないという方は、ぜひ検討してみましょう。