皆さんこんにちわ。
本日は、住宅ローンの支払いがキツイ、払えない、という方へ
『任意売却』という方法についてシェアさせて頂きます。
任意売却とは?
主に住宅ローンの支払いが滞ってしまった場合に検討する売却方法です。
住宅ローンの返済が数ヵ月滞ると、裁判所より差押えが入り、強制的に競売にかけれる事になります。
任意売却は、競売にかけられてしまう前に、債権者と話し合いをし、
一般の不動産取引と同じように売却をする事です。
またマンション売れる金額が住宅ローンの残債を下回っているオーバーローン状態で、
通常マンション売却がどうしてもできないなどの事情で任意売却を利用するケースが多いです。
任意売却と競売の違い
任意売却のデメリットは、売却期間に限りがある為、一般の不動産取引の場合と比べ、
売却価格が安くなってしまうケースがあります。
しかし、競売の場合、任意売却と比べると、さらに売却価格が下がる事になります。
一般的には、任意売却で通常の売却の7割程度、
競売で、通常の売却の4割程度となるケースが多いです。
任意売却により、マンションを売却した後も残債務は残る。
任意売却では、住宅ローンの残債務が一部残ってしまいます。
売却価格が住宅ローンの残債額を下回るのが通常だからです。
しかし、任意売却後の残債務の返済額や返済方法は、原則、交渉が可能です。
引越代を出してもらえるように交渉したり、月々の返済額を抑えてもらう事も可能です。
自宅という資産は、失ってしまいますが、日々の生活の限って言えば、任意売却をする前より楽になると思います。
任意売却の手続き
まずは、不動産会社へ相談しましょう。
任意売却の手続きは、債権者である銀行と、依頼する不動産会社が一緒に進めて行きます。
不動産会社による、価格査定など通常売却と同じような手続きで、進めますが、
銀行と事前に協議し進めていく事になります。
価格査定後、や販売活動、購入希望者が現れた後の手続きに関しても、
銀行への報告と確認が必要になります。
競売と比べて売主の意向が尊重されるものの、銀行と話し合いをして売却を進めていくという手間が
発生してしまいます。
慣れていない不動産会社に任せるよりは、任意売却の経験が豊富な業者に
依頼する方がスムーズに進められるでしょう
住宅ローンの返済が数カ月滞るとマンションは競売にかけられることになります。
競売というと裁判所のリストに掲載され、悪い噂もたってしまいます。
住宅ローンが払えなくなりそうであれば返済が滞る前に売却を検討するなど、早めの対応が必要です。
万が一競売にかけられてしまいそうな場合には任意売却という方法があることも頭に入れておき、
最悪の事態に備えましょう。
㈱Wing不動産流通
代表取締役 岡松志直